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XMでの禁止事項|自動売買・両建て・窓埋め・経済指標時の取引は大丈夫?

 

XMには複数の禁止行為があり、違反することで口座凍結などのペナルティが発生する場合があります。

ただ、国内ブローカーと比べるとかなり緩いです。

それではXMでの違反行為について解説していきます。

 

 

XMでの違反・禁止行為

 

XMでのNG行為

・ブローカー間アービトラージ

・複数口座を使った両建て

・週明け窓埋め、開け

・レートエラー時の取引

・指標発表時のハイレバレッジ取引

・ボーナスの不正取得

・誰かに口座運用を代行してもらう

 

 

ブローカー間アービトラージ

 

一例として、

・XMで1ドル=110円
・他の業者は1ドル=110.5円

だったとしましょう。

このときXMのレートは他ブローカーのレートに収束していきます。

この習性を利用して、繰り返し取引をしたり、買いを入れたりする行為は禁止されています。

特に自動売買システムを使ってアービトラージをした場合は、厳しいペナルティを課せられやすいです。

ただ、人力で狙ってアービトラージをすることは困難ですし、「的確にアービトラージができる自動売買システム」もほぼ存在しないとされています。

ですから、普通のトレーダーが気にする必要はほとんどありません。

 

 

複数口座を使った両建て

 

両建て:同一通貨ペアのロングとショートを同時に持つ行為

XMでは「同一口座での両建て」だけはOKとなっています。

ですが、

・複数口座を使った両建て
・XMと別のブローカーを使った両建て

などは禁止行為とされています。

 

 

週明け窓埋め、開け

 

「週末の市場がクローズするとき」と「週明けの市場がオープンするとき」で、レートが大きく離れることがあり、これを「窓」と言います。

XMはこの窓を悪用した取引を禁止しています。

ただ、どこからを「窓を悪用した取引」とみなすかは曖昧ですし、数回くらいであればペナルティが発生することはまずないと言われています。

ですが、窓だけを狙ったトレードを繰り返し行っていると、いきなり凍結される場合もあります。

 

 

レートエラー時の取引

 

接続遅延やレートエラーによって発生する価格差を悪用した取引も禁止されています。

言うまでもありませんがサーバー攻撃をすると一回でアカウントが抹消されますし、サーバーの不具合などを意図的に悪用するようなトレードもNGです。

 

 

指標発表時のハイレバレッジ取引

 

経済指標が発表されるときは相場が大きく変動することが分かり切っていますから、そのタイミング【だけ】を狙ってハイレバトレードをすることは禁止されています。

ただし、普段からXMでハイレバ取引をしている人が、経済指標発表時【にも】ハイレバトレードをするのは基本的に問題ありません。

ですが、これもXM側の判断によりますので、XMから「こういう取引はやめてください」という内容のメールが来たら素直にやめましょう。

(悪質なペナルティでないのであれば、最初はこういった注意のメールが来るだけで済むケースが多いです)

 

 

ボーナスの不正取得

 

XMは3000円の口座開設ボーナスや、最大50万円の入金ボーナスを用意しています。

また、XMポイントという独自のポイントシステムもあります。

ただ、別名義でボーナスを不正に受け取るなどすると、ボーナスを没収されたり、アカウントをBANされたりする恐れがあります。

さらに、非常に悪質な場合は損害賠償請求をされる可能性もあります。

 

 

誰かに口座運用を代行してもらう

 

・自分の口座を第三者に運用してもらう
・自分が誰かの口座を代わりに運用する

といった行為もNGとなっています。

特に多いのは、「第三者の口座で、自動売買システムを運用する」というものです。

初心者の場合は誰かに代わりにトレードしてもらいたくなるかもしれませんが、それをしてしまえば一回で口座が凍結されます。

ちなみに、他者の口座を代わりに運用するには「投資顧問業」という資格と、金融庁からの認可が必須です。

自分の口座で自動売買システムを運用することは問題ありませんので安心して利用できます。

 

 

XMで許可されている行為

 

XMで許可されている行為

・自動売買(EA)トレード

・スキャルピングトレード

・指標発表時のトレード

・同一口座での両建て

 

 

自動売買(EA)トレード

 

自動売買システムを利用したトレードはOKです。

MT4やMT5に自動売買ソフトをインストールすれば、あとはプログラムが自動的にトレードしてくれます。

そのため特に取引初心者の場合、EAに任せたほうが安定して結果を出せるケースが少なくありません。

EA:自動売買システム。ExpertAdviserの略です。

ちなみに国内ブローカーの多くは自動売買システムの利用をNGとしています。

ですが、XMを含む海外FXブローカーのほとんどはEAの使用を認可しています。

 

 

スキャルピングトレード

 

数秒~数分で「エントリー→クローズ」する取引手法のことをスキャルピングトレードと言います。

国内FXブローカーの多くはスキャルピングトレードを禁止していますが、海外FXブローカーに関してはほとんどがOKとなっています(もちろんXMでも可)。

ちなみに国内FX業者については、自動売買やスキャルピングトレードをしただけでアカウント凍結などのペナルティが課せられる可能性があるので気をつけましょう。

※ただし「スキャルピングを自動売買システムで行う行為」だけはXMでも禁止されています(サーバーへの負担が大きすぎるため)。

国内FX業者がスキャルピングと自動売買システムを嫌がる理由はこちら

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指標発表時のトレード

 

指標発表時でも「ハイレバレッジでない取引」は可能です。

また、先ほどもお伝えしましたが、「平時からXMでハイレバトレードをしている人が、指標発表時にもハイレバ取引をする」のは基本的にOKです。

 

 

同一口座での両建て

 

先述の通り、XMは同一口座での両建てを許可しています。
(複数口座、複数業者を使った両建てはNGです)

ただ、FXトレードにおいて両建てを行う意味は原則としてありません。

よく「両建てでリスクヘッジができる」などと言いますが、これに関しても損切りがきちんとできるのであれば両建てをする理由がありません。

「両建てでないと得られないメリットがある」など明確な根拠があるとき以外は、両建てはしないことをおすすめします。

 

 

XMで違反したときの処遇は?

 

口座凍結、ボーナス没収、永久BANなどが発生する可能性があります。

ただ、「窓を利用した取引」「経済指標発表時のハイレバ取引」など悪質性の低いものであれば、最初は「メールでの注意」のみで済む場合が多いです。

注意メールがきたら必ず従いましょう。

また、「こういう形式の取引は大丈夫なのだろうか」などと疑問に感じた場合は、事前にXMに問い合わせて、OKが出てから実行することをおすすめします。

 

XMの禁止事項に関するQ&A

 

本当に不正行為はバレるのでしょうか?

 

A:バレます。

XMは常時トレーダーの口座状況を見張っており、不正行為は追及されます。

特に不正行為を何度も行っていると、アカウントが凍結されるケースが多いです。

 

 

不正をしていないのに口座が凍結されたのはなぜ?

 

A:長期間取引していないためです。

「入金・出金・トレードが90日間全く行われなかった口座」は口座が休眠、もしくは凍結します。

そして90日間動きがないと、それ以降は毎月5ドルの口座維持手数料が発生するようになります。口座維持手数料は、口座残高から差し引かれていきますので、今後使用する予定がない口座については一度全額出金しておきましょう。

 

 

XMの禁止事項まとめ

 

XMでの禁止行為

・ブローカー間アービトラージ

・複数口座を使った両建て

・週明け窓埋め、開け

・レートエラー時の取引

・指標発表時のハイレバレッジ取引

・ボーナスの不正取得

・誰かに口座運用を代行してもらう

多くのトレーダーにとっては関係のないことですが、頭に入れておきましょう。

XMで許可されている行為

・自動売買(EA)トレード

・スキャルピングトレード

・指標発表時のトレード

・同一口座での両建て