XMを利用している方、あるいはこれから利用したいと考えている方の中には、
「XMの証拠金維持率ってどれくらいなの?」
という疑問を抱えている方もいるでしょう。
そこでこの記事では、XMの証拠金維持率と、ロスカットを防ぐためのコツについて詳しく解説していきます。
証拠金維持率とロスカットの意味
FX初心者の中には、ロスカットや証拠金維持率という言葉の意味が分からない方もいるでしょう。
では、それぞれの言葉の意味について、詳しく見ていきましょう。
ロスカットとは
FXは基本的に自分のタイミングでエントリーすることができますし、自分のタイミングで決済することができます。
ただ、口座に入金している金額が一定基準を下回ると、トレーダーの損失を抑えるために業者側が強制的にポジションを決済します。
これが「ロスカット」というシステムです。
証拠金維持率とは
証拠金維持率というのは、各業者が定めるロスカットの基準値です。
証拠金維持率は、有効証拠金と必要証拠金に100をかけることで求められ、各業者によって基準値が異なります。
初心者の中には、
「証拠金維持率の意味が分からない」
という方がいるかもしれませんが、証拠金維持率についての理解を深めておかないと、ロスカットされてしまう可能性が高くなり、チャンスを逃してしまうことになりますので注意が必要です。
XMの証拠金維持率は20%って本当?
XMの証拠金維持率は、どの口座タイプも20%に設定されています。
維持率が20%を切った段階で、強制ロスカットが発動します。
また、XMでは証拠金維持率が50%を切った段階で、「マージンコール」という通告を行ってくれますので、早めに対策を行うことができます。
証拠金維持率20%のメリット、デメリット
次に、証拠金維持率20%のメリットとデメリットについて、詳しく解説していきます。
メリット
証拠金維持率20%というのは、国内業者に比べるとかなり安いです。
海外業者の中には、20%台に設定している業者もいくつかありますが、中でもXMはロスカット基準が低い方だと言えます。
また、XMには様々なボーナスがありますので、ボーナス分で証拠金を高く保ち続けることも可能です。
ロスカットが行われてしまうと、機会損失に繋がってしまうことがありますので、
・ロスカットの基準が低い
・ボーナスで証拠金維持率を保てる
というメリットを持つXMは、トレーダーにとってかなり美味しい業者と言えるでしょう。
デメリット
XMは証拠金維持率が20%に設定されていて、尚且つ最大888倍のレバレッジをかけてトレードすることができます。
つまり、証拠金が少ない方でも大きなトレードを行えるということです。
ただ、証拠金が少ない方がレバレッジをかけすぎたり、ロットを増やしすぎたりすると、ちょっとした値動きで損失が膨らみ、ロスカットに繋がってしまいますので注意しましょう。
証拠金維持率の計算は難しい?
リスクをコントロールしながらトレードを行うためには、常に証拠金維持率を頭に入れておくことが大切です。
証拠金維持率というのは、
・有効証拠金(口座残高+含み損益)÷必要証拠金(レート×数量÷レバレッジ)×100
という計算式で求めることができます。
「複雑すぎる」
と思った方もいるでしょう。
XMでは、MT4やMT5で簡単に証拠金維持率を確認できますので、初心者でも安心してトレードが行えます。
XMでロスカットを防ぐにはどうすればいい?
最後に、XMでロスカットを防ぐにはどうすればいいのかということについて、詳しく解説していきます。
損切りを徹底する
ロスカットを防ぐためには、損切りを徹底することが大切です。
初心者トレーダーの多くは、
「もう少し待てば」
という考えが先に立ってしまい、中々損切りを行うことができません。
損切りができないと、含み損がどんどん膨らんでしまい、強制ロスカットに繋がってしまうのです。
「損切りをしようとは思っているけど、中々できない」
「どのタイミングで損切りすればいいかわからない」
という方は、逆指値設定を行ってみることをおすすめします。
逆指値設定を行うと、指定した金額になった段階で自動的に決済が行われますので、感情に左右されずに損切りできるようになるのです。
追加入金する
先ほども解説したように、XMでは証拠金維持率が50%を切るとマージンコールが行われます。
ロスカットを未然に防ぐためには、このマージンコールが来た段階で追加入金をすることがおすすめです。
そうすることで、証拠金維持率を高く保ちやすくなるため、意図しないポイントでのロスカットを防ぎやすくなります。
まとめ
XMでは、証拠金維持率が20%を切った段階でロスカットが行われます。
証拠金維持率20%というのはかなり低い水準と言えますが、レバレッジを高くしすぎたり、ロットを増やしすぎたりするとあっという間に20%を切ってしまいますので、上手に証拠金維持率をコントロールしていかなければなりません。
証拠金維持率を一定に保ち、ロスカットを防ぐためには、損切りがとても大切になりますので、損切りのマイルールをしっかりと定めて、ルールに沿ってトレードを行うようにしましょう。
証拠金維持率が50%を切ってマージンコールが届いたら、意図しないポイントでのロスカットを防ぐためにも、追加入金をして証拠金を厚くすることをおすすめします。