XMに口座開設をしたばかりの初心者の中には、
「MT4を使ってトレードしていきたい」
と考えている方もいるでしょう。
ただ、MT4でサクサクトレードしていくためには、自分に合った設定を行っておく必要があります。
この記事では、初心者でも簡単にできるMT4の初期設定について詳しく解説していきます。
取引前にMT4の設定を済ませておかないとどうなる?
MT4で最低限設定しておくべき項目を紹介する前に、まずはMT4の初期設定を行っておかないとどうなるのか、ということについて詳しく見ていきましょう。
操作に時間がかかる
MT4の設定を行わっておかないと、操作に時間がかかってしまいます。
ご存じの方も多いと思いますが、FXというのは売買タイミングが物凄く重要で、1分1秒が勝負の明暗を分けるのです。
FXで効率的に利益を上げていくためにも、狙った所でしっかりとポジションを持つためにも、MT4の初期設定は重要になってきます。
チャートが見にくくなる
FXで利益を出すためには、チャートを徹底的に分析することが大切です。
ただ、MT4が初期状態のままだとチャートが非常に見にくく、正しく分析できなくなります。
そうなってしまうと、勘でトレードすることになりますので、ギャンブルをしているのと変わらなくなってしまうのです。
MT4を使う時に設定しておくべき5つの項目
では早速、MT4を使う時に設定しておくべき5つの項目について、詳しく見ていきましょう。
チャート整理
MT4を導入して真っ先に行ってほしいのが、チャート整理です。
初期状態だと、既にいくつかのチャートが表示されているのですが、まずはこのチャートを全て消しましょう。
チャートの右側に「×」印がありますので、そこをクリックして画面を綺麗な状態に戻しましょう。
その後、取引をする予定の通貨ペアチャートを設定していきます。
やり方は、
・画面右上の気配値表示を右クリック→すべて表示→通貨ペアを選んで「+」ボタンで追加する
と、かなり簡単ですので初心者でも気軽に行えるでしょう。
プロパティ変更
チャートのプロパティ設定も事前に行っておきましょう。
チャート上で右クリックすると、いくつもの項目が表示されたタブが出てきますので、「プロパティ」をクリックします。
その後、全般というタブに進んで、
・チャートの右端移動
・チャートの自動スクロール
にチェックを入れてください。
そうすることで、リアルタイムで流れる見やすいチャートが出来上がります。
時間足変更
続いては、時間足の変更です。
やり方は、画面上部のM1~MNをクリックしていくだけですので、誰でも簡単に行えます。
時間足については、一概に「〇分足が良い」ということはできませんので、自分に最適な時間足を設定してみましょう。
インジケーター設定
インジケーターというのは、チャートを分析するのにとても役立ちます。
インジケーターの設定方法は、画面左の「ナビゲーター」という箇所をクリックし、導入したいチャートをドラッグ&ドロップするだけです。
数値については自分で入力する必要があるのですが、チャートにインジケーターを表示するだけなら簡単ですので、一度試してみてください。
ローソク足に変更
FXのチャートは、ローソク足で表示されることが多いです。
MT4のメニュー内にあるローソク足のアイコンをクリックすると、チャートの表示方法がローソク足に変わります。
ローソク足のアイコンが少し小さいため見つけにくいかと思いますが、大体「ヘルプ」の下あたりに位置していることが多いです。
自分に合ったチャートにカスタマイズするためには?
次に、自分に合ったチャートにカスタマイズしていく方法を2つ紹介していきます。
使いながら自分に最適な設定を見つけていく
ネットやSNSなどで検索すると、おすすめのチャート設定がたくさん出てきますが、自分に合ったチャートを形成していくのが最も効果的と言えます。
そのため、実際にトレードをしていく中で、
「この設定の方がいいな」
「この数値の方がいいかもな」
というように、自分でカスタマイズしていくというのも1つの方法と言えます。
YouTubeでおすすめの設定を調べる
次は、YouTubeでおすすめの設定を調べるという方法です。
FX初心者の中には、
「自分に合ったチャートがわからない」
という方も多いでしょう。
そのような方は、プロトレーダーのYouTubeチャンネルを見て、その設定を丸ごと自分のツールに反映させてみることをおすすめします。
まとめ
MT4を使ってトレードを行う場合、トレードしやすいようにチャートをカスタマイズすることが大切です。
ただ、初心者の多くはどのようにカスタマイズしていいかわからないと思います。
そのような場合は、今回紹介した設定を参考にしながら、初期設定を行ってみてください。
トレードを行っていく中で、
「こっちの設定の方がいいかも」
と思ったら、随時変更していきましょう。